銀箱の中身はLINNのプリアンプ「Karin」です。
今までLINNのCDアンプ「CLASSIK-MUSIC」のプリアウトを同じくLINNのパワーアンプ「LK140」に接続して使ってきましたが、どーにも生気に乏しいというか勢いを感じません。プリ部のゲイン不足を疑い、たまたま見かけたkarinに転げてみました。外側の銀箱は前オーナーが特注で作らせたアルミケースとの事。効果は、、、比較できないのでよく分かりません。(笑)ただ、このケースは結構な重量があるので、割合設置条件の影響を受けない・・・様な気がします。
肝心の音のほうですが、このプリアンプを通すことで重心が下がると言うか、音に厚みが出てくるように思います。LINNというと割合細かくキレイな音のアンプと言うイメージがありましたが、このプリアンプはなかなか豊かな音を聴かせてくれるようです。

利点だけじゃなく、当然悪い点もあり、ひとつはボリューム操作時に結構なノイズを発生すること。また接続機械の電源をオンしたときのポップノイズはちょっとドキッとさせられるくらいのレベルです。もうひとつは、これはまあオリジナル製品の責任ではないかもしれませんが、結構な発熱をすること。アルミケースが、パワーアンプかっ!とツッコミを入れたくなるくらい盛大に発熱します。これは、今は兎も角、後々の故障が懸念されるところです。と欠点も挙げてみましたが、現状とても満足して使っています。

それにしても、元々シンプルなオールインワンにしようとCLASSIK-MUSIKを使い始めたのですが、その後、パワーアンプを足し、そして今度はプリアンプと、結局元に戻ってしまいました。次は「IKEMI」のセコハンでも探してみようか。^^;