hom19672008-06-02

銀座のソニービルで、ソニーの新しいスピーカー「Sountina」を聴いてきました。この「Sountina」、13cmウーファーと7cmのミッドレンジにデザイン上でも最大のアピールポイントとなっている有機ガラス管を振動板に用いたトゥイーターからなる3WAY機で、かつデジアン内蔵のアクティブスピーカーです。有機管全体が振動することによる無指向性を謳っており、LRの再生はこの1台で済むのだそう。105万円/台とかなり高価なスピーカーですが、この1本+CDプレーヤーでシステムが完結しちゃう事を考えれば、音さえ良ければそう高い物では無いでしょう。そう音さえ良ければ。。。

その姿かたちからジャーマンフィジックスのトロバドールのような高音部かと思いましたが、意外にがさついた感じであんまり感心はしませんでした。また室内の何処で聞いても同じ音場感が得られるとの触れ込みでしたが、うーん、これってモノラルじゃんという感じで(笑)、ラジカセチックな音場感に関してはやっぱり違和感がありました。

あまりいい事を言っておりませんが、意匠に関しては素晴らしかったです!(携帯で撮影した写真はイマみっつですが^^;)これで音と価格を詰めてゆけば、B&Oの様な路線で行けるかもとは思いました。まあ、あだ花的な存在になりそうですけどね。