スワローズの佐藤由規投手が練習試合で放った、154km/h出ていたというボールをニュースで見る。

インコースの低めいっぱいにあれだけのスピードボールを投げられるのは素晴らしい。


ただ、三振に討ち取られた楽天のバッターは

「速いには速いが、マー君のほうがボールに角度が有って打ちにくい。」と言っていたようだ。

確かに去年の甲子園でも150km/hのスピードボールを連発しながら、

意外と空振りは取れていなかったような気もする。

佐藤投手もいずれスピードよりも“打ちにくさ”みたいなものを追求していかなければならないかもなあ。

昨年17勝を挙げたライオンズの涌井もストレートの球速自体はむしろ高校時代の方が速かったし、

涌井本人もスピードよりコントロールや配球を重視した様なことを言っていた。

このところ活躍していた二十歳前後の投手といえばダル、成瀬、田中マー君、涌井とパリーグばかり。

佐藤投手も彼らに負けないような活躍で、セリーグを盛り上げてもらいたいものである。